Yama_Blog
デザイン学科絵画コースを題材としたブログです。山口先生の考え方やスクーリングの様子などを掲載しています。
2011年4月18日
2008年11月6日
授業でコラグラフの制作プロセスのビデオを撮影した。遠隔授業の教材、デジタルコンテンツとして使う予定である。作品を制作しているところではない。コラグラフで作品を制作するにあたり、どんなことをするとどんな表現になるのかを試している言わばテストプレートを作っているところ。
このブログ、1度にアップできるデータ量の上限が低いので、低解像度を2回に分けてお送りする。
画面が小さく粗いのでわかりにくいと思うが、兎に角凸凹さえあれば何でも版画になる、ということで引っ掻いたり、剥がしたり、塗ったり、押し付けたりといろんなことをしている。
collagraph1.mov
このブログ、1度にアップできるデータ量の上限が低いので、低解像度を2回に分けてお送りする。
画面が小さく粗いのでわかりにくいと思うが、兎に角凸凹さえあれば何でも版画になる、ということで引っ掻いたり、剥がしたり、塗ったり、押し付けたりといろんなことをしている。
collagraph1.mov
関連タグ版画
2008年10月28日
先日、名古屋市中区丸の内にある「ギャラリー蓬庵」という画廊で開かれていた「蔵書票」の展覧会を視にでかけた。出品者の内、何人かわ既知の版画作家であり、これまでも、蔵書票展の招待状をいただいてはいたのだが、訪れるのは初めてである(申し訳ない)。蔵書票とは本の所有者を明らかにするために、見返しの部分に貼る票であるが、蔵書家、本にこだわりを持ち、本を愛する人たちはその票として様々に意匠を凝らした版画作品を活用しているのである。ヨーロッパでは15世紀からこうした伝統があるとのこと。
一般的には版画作品は美術館、ギャラリーの壁面に飾られ多くの人々によって鑑賞されることが多く、それが当たり前のように思われている。しかし、所有者個人のたった一人の時間に、その手の上で愛でられる、そんな鑑賞のされ方をする作品もあるのだ。会場に飾られたマッチ箱程度の大きさの作品の数々。蔵書票の制作を依頼した蔵書家の想いを父に、版画作家の想いを母に生まれた小さな版画。版画作品の持つもうひとつの豊かな世界に触れられた想いのする展覧会であった。
一般的には版画作品は美術館、ギャラリーの壁面に飾られ多くの人々によって鑑賞されることが多く、それが当たり前のように思われている。しかし、所有者個人のたった一人の時間に、その手の上で愛でられる、そんな鑑賞のされ方をする作品もあるのだ。会場に飾られたマッチ箱程度の大きさの作品の数々。蔵書票の制作を依頼した蔵書家の想いを父に、版画作家の想いを母に生まれた小さな版画。版画作品の持つもうひとつの豊かな世界に触れられた想いのする展覧会であった。
関連タグ版画
2008年9月4日
先に、紙版画で色版を作って色を刷り重ねていく様子を紹介したが、これがその版である。

赤色用の版である。 インクで染まっているのでわかりにくいかも知れないが、その辺にあるごく普通のボール紙である。
凸凹さえあれば何でも版になる。今回紹介している作品は凹版画、凹部にインクを詰めてプレス機で刷り取る技法である。
これまた画像ではわかりにくいかも知れないが、版の中の赤色の強いところはインクが詰まるように
紙に傷(凹)をつけたところである。引っかいて傷をつけたところもあれば、ボール紙の表面の一層を剥がしてへこませたところもある。
全体が赤く染まっているので、この版で刷ると画面全体に赤くなるように思われるかも知れないがそうではない。薄い赤色になっているところは版が染まっているだけ。基本的にはニスでつるつるに仕上げるので凸凹ができず、インクが詰まらない。だから紙の白が活きる。先の投稿記事の画像を参考にしていただきたい。
画面右上に真白なところがあるが、これは版をくり抜いている。こうすることで完全に色が着かない部分を作っている。前述のようにニスでつるつるにした部分は、「白が活きる」とは書いたが、それでもうっすらと色がのる。このあたりも先の投稿記事の画像を参考にしていただきたい。
工夫次第でいろいろな表情を出すことができる。この赤版にはないが、各種アクリル系のメディウムを使って盛り上げたり、コラージュしたり、スタンピングで版に凹凸を付けるアイデアもある。
出来上がった作品は、やはりこうした表現技法だからこその味わいを持っている。ただ「赤だ緑だ黄だ」というのではなく、どんな表情の赤なのか、どんな表情の緑なのか、そういうところまで味わっていくのも制作の醍醐味である。
赤色用の版である。 インクで染まっているのでわかりにくいかも知れないが、その辺にあるごく普通のボール紙である。
凸凹さえあれば何でも版になる。今回紹介している作品は凹版画、凹部にインクを詰めてプレス機で刷り取る技法である。
これまた画像ではわかりにくいかも知れないが、版の中の赤色の強いところはインクが詰まるように
紙に傷(凹)をつけたところである。引っかいて傷をつけたところもあれば、ボール紙の表面の一層を剥がしてへこませたところもある。
全体が赤く染まっているので、この版で刷ると画面全体に赤くなるように思われるかも知れないがそうではない。薄い赤色になっているところは版が染まっているだけ。基本的にはニスでつるつるに仕上げるので凸凹ができず、インクが詰まらない。だから紙の白が活きる。先の投稿記事の画像を参考にしていただきたい。
画面右上に真白なところがあるが、これは版をくり抜いている。こうすることで完全に色が着かない部分を作っている。前述のようにニスでつるつるにした部分は、「白が活きる」とは書いたが、それでもうっすらと色がのる。このあたりも先の投稿記事の画像を参考にしていただきたい。
工夫次第でいろいろな表情を出すことができる。この赤版にはないが、各種アクリル系のメディウムを使って盛り上げたり、コラージュしたり、スタンピングで版に凹凸を付けるアイデアもある。
出来上がった作品は、やはりこうした表現技法だからこその味わいを持っている。ただ「赤だ緑だ黄だ」というのではなく、どんな表情の赤なのか、どんな表情の緑なのか、そういうところまで味わっていくのも制作の醍醐味である。
関連タグ版画




