イエの学校 ー繋がりから生まれる職人文化の再生ー
プロフィール
- 名前
- 岩井 厚憲
- 出身
- 愛知県
- 職業
- 大工
- 年齢
- 20代
コメント
地元の工務店にて大工の修業中です。建築の仕事に携わって日々思うことは、辺りを見渡すとどこもかしこも似たり寄ったりの新建材の寄せ集めのような住宅ばかりという事です。そんな中、大工として独立して、もっと住生活を豊かにできる住宅を造りたいと思い大学にて建築を学ぼうと思いました。
現在、愛知産業大学にて共に学んだ友人と、住宅の建設を進行させているのですが、宮武先生はじめ、先生方に学んだ事を駆使して、すばらしい作品に仕上げようと日々、苦悩している毎日です。
作品ギャラリー
作品コンセプト
「家を建てる」となるとハウスメーカーが主流になったいま、失われつつある職人の技術や文化、地域密着のイエ造りを取り戻し、次の世代に継承すると共に新たなイエのあるべき姿を創造する事を目的とした施設《イエの学校》の建設を、「繋がり」をキーワードにして計画した。
日本の伝統的住宅は、土間や縁側に見られるように内と外、人と人とを曖昧に繋ぐ空間構成を特徴としてきた。《イエの学校》ではその空間の特徴を取り入れ、地域との繋がり、学生同士の繋がり、地域の職人との繋がりを生み出す事を学校の一つの主な役割としている。また、職人の技術を継承するため、教育の場(各科教室、資料室、食堂)と実践の場(各科実習棟、建設実習場)を土間を想わせる空間(繋がりの土間)によって繋ぐことで、教育と実践の融合した職人育成施設の機能を持たせた。他には地域との交流の場として茶室や木造建築情報センターを設けている。それぞれの空間が個別の役割を持ちながらも、繋がり合う事で、《イエの学校》は職人文化の再生と新たなイエの価値ををうみだす。